見守る大切さ
以前弊社が運営しておりましたLuce Felice(保育所)でも、
私自身子育ての中でも大切にしていることのひとつ。
それが、
『見守る』
こと。
子どもの行動を見ていると、
経験を積んできた大人は先が読めてしまうこともあり、
ケガをするんじゃないか…
失敗しちゃうんじゃないか…
辛い想いをするんじゃないか…
と、可愛いが故に心配してしまいますよね
そして、心配でいてもたってもいられず手を差し伸べる。
決して悪いことではないのですが、、、
子どもの成長の機会を奪ってしまっているかもしれないので要注意です!
人間関係も、
人と理解し合うために近づき、
時にぶつかり、
自分達で解決する。
ぶつかることって全然悪いことではなくて、
幼い頃にたくさんぶつかって、
たくさん解決の方法を身につけると、
成長と共に今度はぶつかることを回避する力が身についたりします。
世の中自分と合う人ばかりではなくて、
むしろ合わない人の方が多いかもしれないですし、
そういった中でいかに楽しく人生を歩んでいくか…
それを実践していくには、
楽しく人生を歩める力を子ども自身が身につけなければいけません。
ケガひとつにしても同じことが言えます。
危ないから…とやらせなくなってしまうと、
危険なことがわからないまま成長し、
危険回避能力が薄れてしまいます。
保育園のような集団行動の場ではもちろん安全第一なので、
見守ってばかりいられないよ!って思う保育者の方もいらっしゃると思いますが、
ご家庭では大人がいたずら…と思うことも、
できればたくさん挑戦させてあげてほしいなと思います。
"本当に危険が及ぶ一歩手前で手を差し伸べられるように準備をしておく"
これこそが本来の『見守る』ということなのではないでしょうか