子ども時代の体験が及ぼす効果
先日文部科学省が発表した調査結果でもわかるように、
子ども時代の体験が及ぼす得点の高かった効果は以下のようなものが挙げられます。
自尊感情
外向性
精神的な回復力
これは、2001年に出生した子どもとその保護者を18年間追跡した調査データによるもの。
(調査データサンプル数は各年約2万4千?4万7千にも及ぶ)
上記はあくまでもデータ上のお話ですが、
10年以上『保育』というお仕事に携わらせていただき、
たくさんのお子さまの成長を見守ってきて、
乳幼児期の環境や経験が本当に大切だと感じます。
その理由として、
『三つ子の魂百まで』
という言葉があるように、
人格の根底部分は3歳までに形成されてしまうからです。
だからこそ、
保護者の方々によく考えていただきたいのは、
子どもと十分に向き合う時間は取れているか
愛情を注げているか
という事。
お仕事もしていると、
ゆっくり子どもと向き合う時間を忘れてしまいがちだったり、
わかってはいるものの、
後回しになってしまう事ってきっとあって…
私も毎日本当にあっという間で、
毎晩
"今日はちゃんと息子と向き合えていたか…"
と振り返ります。
もし平日が難しいのであれば土日に、
お休みの日に少しでも子どもと向き合う時間をつくってみてほしいです
愛情って、
決して甘やかすことではなくて、
子どものことを理解し、
何を感じて何を欲しているのか知ろうとするその姿勢なんだと思います。
子どもは言葉がうまく話せない分、
五感が大人よりも鋭いなと感じます。
その姿勢を見せるだけでも、
子どもはちゃんと自分を見守ってくれていると
安心感を得ることができるんですよね。
その安心感こそが愛であり、
自己肯定感へと結びついていくのかもしれません。
よく私は
"子育てに絶対はない!!"
"子どもひとりひとり、家庭によって子育ての方法も違って良い!!"
とお伝えしますが、
この3歳までという大切な時期は二度と戻ってこないので、
?是非大切に過ごしていただけたら嬉しいなと思います
コロナ禍でなかなか体験・経験の機会を奪われてしまいがちですが、
体調管理とバランスを見ながら、
是非いろんなことに親子で挑戦してみましょう